セラミックス、金属粉末、食品粉末、医薬品などの試料成形に!
粉末試料成形機「ミニラボプレス」・「ラボプレス」は手動式の油圧ハンドプレス機です。
セラミックス粉末や金属粉末など各種試料を圧縮成形することができる機械です。
粉体プレス成形を行うには金型(ラボダイス)が必要となり、金型に粉体を充填して押し固めペレットにします。
大学、研究室などでの粉末成形、KBr錠剤成形など幅広く使用されています。
*荷重能力200kN以上のプレス機や電動式、間口、高さなど寸法変更の特注仕様も製作可能です。
材質は超硬製、SKD-11製やその他材質で制作可能です。
*粉末成形用金型は上記以外の寸法、形状も製作可能です。お気軽にご相談ください。
粉末成形金型(標準品)円柱ダイス、角柱ダイス
粉末成形金型(特注品)
リングダイス
ミニラボプレス MP-20 (2トン) ¥328,000
ミニラボプレス MP-50 (5トン) ¥328,000
ミニラボプレス MP-100(10トン) ¥378,000
ラボプレス LP-100(10トン) ¥450,000
ラボプレス LP-200(20トン) ¥550,000
ラボダイス(粉末成形金型)(φ10×25mm) ¥200,000
ラボダイス(粉末成形金型)(φ15×25mm) ¥200,000
ラボダイス(粉末成形金型)(φ20×25mm) ¥200,000
ラボダイス(粉末成形金型)(φ30×25mm) ¥250,000
粉末成形機、試料成形金型の特徴
ミニラボプレス荷重能力:20~100kN(2トン~10トン)
ラボプレス荷重能力:100~200kN(10トン~20トン)
小型卓上型で場所を取りません
ファインセラミックス、金属粉末、KBr錠剤、食品粉末の成形用
kN併記の荷重計付なので一目で荷重値がわかります
ラボダイスの材質は超硬製で耐摩耗性に優れております
ラボダイスは成形面圧力200MPa(2トン)までかけることが可能です
官公庁研究所、大学、高等専門学校、受託研究機関、新素材開発メーカー、歯科医療用機材メーカー、セラミックスメーカー、化学品・食品の素材メーカーなどに納入実績多数ございます。
粉末試料成形の流れ
粉末試料をラボダイス(成形金型)に充填します。
上パンチをセットします
プレス機のポンプを漕ぎます。
荷重をかけて圧粉成形を行います。
kN併記の荷重計付なので一目で荷重値がわかります。
荷重をかけた後は成形金型の下にあるスペーサーを外します。
リムーバーを装着します。
リムーバーを上から押し、成形品を取り出します。
粉末成形品の完成です。
一軸成形、両軸成形について
金型での粉末成形方法として「一軸成形」「両軸成形」がございます。
一軸成形は↓のように下パンチは固定のままで上パンチの加圧力で成形を行います。
この場合、粉末を充填しているダイ壁面などの摩擦の影響で密度差が生じます。
*成形品の上部の密度が高く、下部の密度が低くなります。
密度差があると焼成後に変形やクラックの発生などの問題の原因にもなります。
両軸成形は↓のようにダイをフローティングさせることにより成形中の粉体の動きに応じてダイが上下に動きます。
上下方向から圧力を加えて高密度なプレス成形体を作る手法となります。
両軸から成形することで上下の密度差(圧力ムラ)が小さくなります。
ダイがフローティングする原理
当社のラボダイスはダイの下に「スペーサー」をセットして粉末を充填します。
その状態で上部から荷重をかけると粉体の内部圧力が増してダイ壁と粉体の摩擦力が大きくなりスペーサーを外してもダイが浮いた状態(フローティング)になります
粉末成形例
次世代電池技術の研究開発、歯科材料の研究開発、新商品の研究開発、蛍光X線分析装置等の測定用に成形、少量多品種の生産用などに使用されています。
主な成形される素材
セラミックス粉末
機能性材料粉末
金属粉末
RPF
結晶材料
分析用試料
食品素材
土壌
ラボプレス、ラボダイスの詳細は動画をご覧ください
よくあるご質問
粉末成形金型(ラボダイス)は面圧200MPa(2トン)までは問題ありません。それ以上の面圧が必要な場合はご相談ください。粉末の種類、成形サイズ、厚み等確認してご提案いたします。
可能です。偏荷重を考慮した少し工夫をした小径金型を製作することが可能です。
油圧プレス機で小径金型を成形するには十分な注意が必要です。面圧計算をして適正な荷重で成形を行う必要がございます。
変更することは可能ですが、ピストンの加圧速度が速くなりますので100kN(10トン)までならハンドポンプを漕ぐ作業もさほど労力もいらないので手動式が良いと思います。
手動式の方が、加圧速度等も自身で調整できますのでより丁寧なプレス作業が可能です。
手動油圧プレス機では、長時間一定での圧力保持はできません。時間の経過でどうしても荷重が下がります。
そのため20~30分に1度は再加圧する必要がございます。
10kN(1トン)程度の低荷重成形は可能です。
それ以下の荷重で成形をお考えの際はご相談ください。
当社の成形プレス機(ラボプレス)はキロニュートン(kN)も表記で成形荷重が一目でわかります。
面圧については成形品の接触面積で割った値で計算します。
φ20mmの成形品とした場合、面積は約3cm2となります。
これを50MPaで成形する場合、面積3cm2に(500kgf/cm2)となるので荷重は約1.5tonfとなります。
kN表示に換算すると約15kNとなります。
詳細は⇒『導入事例(粉末成形機、粉末成形金型、CIP成形機)』をご覧ください。
低荷重成形用のスクリュープレスもございます
-
[スクリュープレス] 低荷重用の小型粉末成形機!加熱ヒーター仕様も可能
ハンドルを軽くまわすだけで最大5,000Nの荷重がかけられます スクリュープレスは低荷重用の成形機です。 ハンドルをまわすだけの簡単操作で最大5,000N(500kgf)の荷重をかけることができます。 ...
水圧でより高密度成形が可能なCIP成形機
-
[小型CIP成形機] 冷間静水圧加圧成形機
水圧で全方向から均一に加圧成形を行い高密度な成形が可能! CIP成形機は水圧を利用して成形体に等方圧を加えることができる装置です。 金属、セラミックス粉末の高密度化や食品の殺菌処理などに利用されていま ...
最大400℃の熱をかけながら成形可能なヒータープレス
-
[ヒータープレートプレス] 小型加熱成形機-手動油圧ポンプで加圧
加熱成形用の小型ヒータープレス 加熱成形用に開発された実験研究開発用の小型手動式ヒータープレス機です。 ヒーターダイセットを取り外せば、通常の加圧プレス機として使用可能。 プレス能力は100kN、20 ...
ラボネクト株式会社の製品紹介動画
当社で販売している製品でどういったことができるのかを動画でご紹介しております。
ご購入前に乾燥~粉砕~成形など取扱い製品のテスト可能です
「希望通りの乾燥品や粉砕、粉末化や成形品になるのか?」「製品を直接見てみたい」など
ご購入前に疑問に思われる点もあるかと思います。
当社にはテストルームがございますのでご購入前に各種テストを行い仕上がりなどご確認頂けます。
素材を当社にお送り頂いても問題ありませんし、お越し頂いての立会テストも可能です。
大阪近隣でしたら製品を持ってお伺いすることも可能です。
テストのご依頼などお考えの際はまずはお電話にてご予約ください。
お問合せ
カタログ資料請求
御見積もり依頼
電話で詳しい説明が聞きたい
購入前に粉砕・乾燥などテストがしたい
商品を購入したい
上記ご要望は下記の連絡先までお気軽にお問合せください。
お電話・FAXでのお問合せ
TEL:072-242-8403
FAX:072-242-8404
〒590-0941 大阪府堺市堺区材木町西1丁1-26-7F
※お電話での受付時間は、9:00~18:00(土、日、祝日除く)となっております。
メールでのお問合せは下記フォームから送信お願い致します
*は必須項目です。
info@funsaikikai.com