
ほうれん草は、おひたしや炒め物、味噌汁などさまざまな料理に使われる身近な野菜です。
しかし生のほうれん草は日持ちしにくく購入してから数日で傷んでしまうこともあります。
そんなほうれん草を長く保存したいときに便利なのが「乾燥ほうれん草」です。
ほうれん草を乾燥させると水分が抜けて軽くコンパクトになり必要な分だけ取り出して料理に使えるようになります。
今回は乾燥ほうれん草の作り方をはじめ保存方法や使い方、栄養価、シュウ酸について詳しく解説します。
乾燥ほうれん草とは?

乾燥ほうれん草とは生のほうれん草から水分を取り除いた加工食品です。
ほうれん草はもともと水分を多く含む野菜ですが乾燥させることで重量が大幅に減少し少量でも保存しやすくなります。
市販の乾燥ほうれん草はインスタント味噌汁やスープ、即席麺などにも使用されています。
家庭でも食品乾燥機(フードドライヤー)を使えば乾燥ほうれん草を作ることができます。
生のほうれん草との違い
生のほうれん草はみずみずしい食感が特徴ですが乾燥ほうれん草は水分が抜けて軽くなり食感や風味も変化します。
また乾燥させることでかさが減るため収納スペースを節約できることも特徴です。
乾燥ほうれん草は水やお湯で戻して使うことができ味噌汁やスープなどの汁物にも向いています。
フードドライヤーで乾燥ほうれん草の作り方
ほうれん草を乾燥させるフードドライヤー(食品乾燥機)はこちらです。


100Vの家庭用電源で使用できます。
温度設定が35~70℃で調節できます。
タイマーも1~99時間で設定可能です。
長方形のトレイが6枚付属しております。
1度に2~3kgの食材を乾燥させることができます。
作動音も静かなので夜間の運転も気にせず乾燥することができます。
ご家庭での使用をはじめ飲食店などでも多くご使用頂いております。
ほうれん草を洗い、食べやすい大きさにカットする
まずは、ほうれん草を水でよく洗います。
特に根元には土や汚れが残りやすいため葉の付け根まで丁寧に洗いましょう。
洗い終わったら表面の水気をしっかり切ります。
次にほうれん草を適当な長さにカットします。
乾燥させると縮むため料理に使用するときの大きさを考えて切ると便利です。
また茎の部分は葉よりも厚みがあるため乾燥に時間がかかる場合があります。

食品乾燥機で乾燥させる
カットしたほうれん草を食品乾燥機のトレーに並べます。
なるべく重ならないように広げることで乾燥ムラを抑えることができます。
乾燥温度は50〜60℃程度を目安にし葉だけでなく茎の部分まで十分に乾燥させます。
乾燥時間はほうれん草の量や切り方使用する乾燥機によって変わります。
時間だけで判断せず乾燥状態を確認しましょう。

12時間で乾燥完了
乾燥が進むとほうれん草は水分が抜けて小さく縮みます。
葉がパリパリになり茎の部分も十分に乾燥しているか確認しましょう。
水分が残っていると保存中にカビが発生する原因になるため保存する場合はしっかり乾燥させることが大切です。
なお、今回は生のほうれん草をそのまま乾燥させる方法ですがシュウ酸が気になる場合は乾燥前に下ゆでしてから水気を切る方法もあります。

乾燥ほうれん草のメリット・デメリット

乾燥ほうれん草には生のほうれん草とは異なるメリットとデメリットがあります。
ほうれん草は水分が多く冷蔵庫で保存していても傷みやすい野菜です。
乾燥させて水分を十分に取り除くことで微生物が増殖しにくくなり保存性を高めることができます。
ただし家庭で作った乾燥野菜は乾燥状態や保存環境によって日持ちが変わるため長期間の常温保存を前提にせず冷蔵または冷凍保存を基本にすると安心です。
ほうれん草は乾燥させることで重量が大幅に減少します。
かさも小さくなるため収納スペースを節約できます。
まとめ買いしたほうれん草や使い切れなかったほうれん草を加工する方法としても便利です。
乾燥ほうれん草は必要な量だけ取り出して使えることもメリットです。
例えば味噌汁やスープに少しだけほうれん草を加えたいときにも便利です。
あらかじめカットして乾燥させておけば料理のたびに洗ったり切ったりする手間を減らせます。
乾燥させたほうれん草は水やお湯で戻しても生のほうれん草とまったく同じ食感には戻りません。
そのためシャキシャキとした食感を楽しむ料理よりも味噌汁やスープ、煮込み料理などに向いています。
ほうれん草には多くの水分が含まれているため十分に乾燥させるには時間が必要です。
また、乾燥前の洗浄やカットなどの下準備も必要になります。
乾燥ほうれん草の使い方・戻し方

乾燥ほうれん草は水やお湯で戻してから料理に使用できます。
また、味噌汁やスープなど水分の多い料理では乾燥した状態から加えて加熱することもできます。
乾燥ほうれん草の使い方として手軽なのが味噌汁やスープです。
鍋に乾燥ほうれん草を加え十分に水分を吸わせながら加熱します。
あらかじめ細かくカットしておけば必要な量だけ取り出して使えるため便利です。
ただし生のまま乾燥させたほうれん草にはシュウ酸が残っているためシュウ酸を減らしたい場合は別のお湯でゆで戻して湯を捨ててから料理に加える方法が向いています。
乾燥ほうれん草は炒め物や煮物にも利用できます。
炒め物に使用する場合はあらかじめ水やお湯で戻してから調理すると扱いやすくなります。
煮物の場合は料理の水分量や加熱時間に合わせて加えましょう。
乾燥ほうれん草を戻す場合は適量を水やお湯に浸し葉や茎が十分に柔らかくなるまで吸水させます。
戻す時間は乾燥状態や茎の厚みによって変わります。
戻した後は水気を切り必要に応じて加熱調理してください。
特に生のまま乾燥させたものは戻しただけでそのまま食べるのではなく十分に加熱して使うことをおすすめします。
乾燥ほうれん草の栄養価とシュウ酸について

ほうれん草にはβ-カロテン、ビタミンC、葉酸、鉄、カリウムなどさまざまな栄養素が含まれています。
では乾燥させると栄養価はどうなるのでしょうか。
乾燥すると栄養価は減る?
ほうれん草を乾燥させると水分が減るため同じ100gで比較した場合乾燥ほうれん草の方が一部の栄養素の含有量が多く見えることがあります。
ただしこれは水分が減って栄養成分が濃縮されるためです。
乾燥によって栄養素が増えるわけではありません。
またビタミンCや葉酸などは乾燥時の熱や酸素などの影響によって減少することがあります。
一方、ミネラル類は比較的熱に強いため乾燥による影響は小さい傾向があります。
栄養素によって乾燥の影響が異なることを理解しておきましょう。
乾燥ほうれん草のシュウ酸はどうなる?
ほうれん草にはシュウ酸という成分が含まれています。
シュウ酸はほうれん草のえぐみやアクに関係する成分でカルシウムと結合しやすい性質があります。
またシュウ酸の摂取は尿路結石の一種であるシュウ酸カルシウム結石とも関係しています。
ここで重要なのがほうれん草を乾燥させるだけではシュウ酸を十分に減らすことはできないという点です。
乾燥は主に水分を取り除く加工方法でありシュウ酸を除去するための処理ではありません。
シュウ酸を減らすには?
シュウ酸を減らしたい場合は乾燥前にほうれん草を下ゆでする方法があります。
ほうれん草に含まれる水溶性のシュウ酸はお湯でゆでることで一部がゆで汁に溶け出します。
そのため下ゆでして湯を捨て水気を切ってから乾燥させることでシュウ酸の量を減らすことができます。
一方、下ゆでによって水溶性のビタミンなども一部失われるため乾燥方法は用途に応じて選ぶとよいでしょう。
乾燥ほうれん草のよくある質問

生のほうれん草は約9割が水分です。
そのため十分に乾燥させると重量は大幅に減少し生の状態の約10分の1程度になることが一つの目安です。
例えば生のほうれん草100gを乾燥させた場合、乾燥後の重量は10g前後になる計算です。
実際の重量は乾燥前の水分量や乾燥の程度によって変わります。
乾燥ほうれん草は乾燥させたからといって加熱調理が不要になるわけではありません。
特に生のほうれん草をそのまま乾燥させた場合は水やお湯で戻してから十分に加熱調理して使用するのがおすすめです。
乾燥ほうれん草の保存期間は乾燥状態や保存方法によって異なります。
家庭で作ったものは市販の乾燥野菜のように保存試験が行われているわけではないため一律の賞味期限を設定することはできません。
保存する場合は十分に乾燥させてから清潔な密閉容器や保存袋に入れ冷蔵または冷凍保存するのがおすすめです。
開封や取り出しの際には湿気が入らないように注意し変色や異臭、カビなどが見られた場合は使用を控えましょう。
野菜によって水分量や組織の特徴が異なるため乾燥のしやすさにも違いがあります。
例えば水分の多い野菜は乾燥に時間がかかり厚みのある野菜は薄く切るなどの下処理が必要になる場合があります。
また、乾燥させることで食感が大きく変わる野菜もあります。
乾燥野菜を作る際は素材の特徴に合わせた下処理や乾燥方法を選ぶことが大切です。
ほうれん草パウダーの作り方

ほうれん草パウダーを作る場合はまず食品乾燥機でほうれん草を十分に乾燥させます。
その後、乾燥したほうれん草を粉砕機に入れて細かく粉砕します。
水分が残っていると粉砕しにくくなるためパウダーに加工する場合は特に十分な乾燥が重要です。


・1分間に約3万回転の強力モーターにより強力粉砕が可能です。
・家庭用のミルと比較すると数倍以上のパワーがございます。
・お米やお茶、大豆、乾燥野菜、乾燥食材をパウダーに!
・2Lペットボトル程度の大きさで場所をとりません。
乾燥ほうれん草をコナッピーに投入


1~2分でほうれん草パウダーの完成

乾燥させることで軽くコンパクトになり味噌汁やスープ、煮物などさまざまな料理に利用できます。
食品乾燥機を使用すれば家庭でも乾燥ほうれん草を作ることができ、さらに粉砕機を使えばほうれん草パウダーへの加工も可能です。
なお、乾燥させるだけではシュウ酸は十分に減らないためシュウ酸が気になる場合は下ゆでなどの下処理を取り入れましょう。
ほうれん草を使い切れないときや料理に手軽に取り入れたいときには乾燥ほうれん草を活用してみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した機械の詳細、価格
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ラボネクト株式会社の製品紹介動画
当社で販売している製品でどういったことができるのかを動画でご紹介しております。
製品情報一覧
今回テストで使用した機械以外にも多くの製品を取り扱っております。
当社製品を使用した乾燥~粉砕~その他テスト例
ラボネクト株式会社で行った様々な乾燥~粉砕~その他テスト例などご紹介致します。
よくあるご質問
当社に寄せられるよくあるご質問にご回答致します。
導入事例
当社製品がどのような用途でお客様にご使用頂いているかをご紹介致します。
動画集
当社製品の使用方法やテスト例を動画でご紹介致します。
価格一覧
ラボネクト株式会社の製品価格一覧
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「希望通りの乾燥品や粉砕、粉末化や成形品になるのか?」「製品を直接見てみたい」など
ご購入前に疑問に思われる点もあるかと思います。
当社にはテストルームがございますのでご購入前に各種テストを行い仕上がりなどご確認頂けます。
素材を当社にお送り頂いても問題ありませんし、お越し頂いての立会テストも可能です。
大阪近隣でしたら製品を持ってお伺いすることも可能です。
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