いちじくを干すと何がスゴイの?
いちじくはそのまま食べても美味しいフルーツですが干すことで味も魅力も一段とアップすることをご存じですか?
いちじくを乾燥させると水分が抜けて甘みがギュッと凝縮され、ねっとり濃厚な味わいに変化します。
自然の甘みだけなのに「これ本当に砂糖使ってないの?」と驚くほどの濃厚さ。
スイーツ代わりやワインのお供にもぴったりです。
またドライにすることで保存性がぐんと高まり、旬を過ぎたいちじくでも長く楽しめるのも大きなメリット。
冷蔵・冷凍保存すれば数週間〜数ヶ月は美味しさをキープできます。
そして何より自宅で手作りすれば無添加・安心・コスパ良し!
市販のドライいちじくは高価ですが旬のいちじくをまとめて買っておけばたっぷり作れて経済的。
お子さまのおやつや健康志向のスナックとしてもぴったりです。
今回はそんな「凝縮された甘みが絶品」なドライいちじくの作り方を家庭でできるシンプルな方法でご紹介します。
食品乾燥機(フードドライヤー)があると便利ですがオーブンや天日干しでもOK!
初心者でも失敗しにくい手順で解説していきますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ドライいちじく作りに使用する食品乾燥機(フードドライヤー)
100Vの家庭用電源で使用できます。
温度設定が35~70℃で調節できます。
タイマーも1~99時間で設定可能です。
長方形のトレイが6枚付属しております。
1度に2~3kgの食材を乾燥させることができます。
作動音も静かなので夜間の運転も気にせず乾燥することができます。
ご家庭での使用をはじめ飲食店などでも多くご使用頂いております。
ドライいちじく作りの手順
いちじくを4~6等分にカットします。
カットしたイチジクをドラミニのトレーに並べていきます。
クッキングシートを敷いておくと乾燥後のお手入れも楽になります。
60℃ 6時間乾燥後
適度に水分が抜けたセミドライ状態になりました。
表面は乾燥していますが内部は水分が残ってしっとりした仕上がりです。
60℃ 12時間乾燥後
水分が無くなったフルドライ状態になりました。
乾燥前と比較して小さく軽くなり噛み応えのある固さになりました。
皮付きで乾燥させると皮がパリパリと食べやすい食感になりイチジクの栄養を丸ごと摂取できます。
ドライいちじくの完成
4~6等分にカットして60℃で6~12時間乾燥で完成です。
60℃の乾燥では固めに仕上がったので、次は2等分にカットして40℃で乾燥を行ってみます。
先程と同様にカットしたイチジクを食品乾燥機に並べます。
40℃で24~36時間乾燥
今回は2等分と大きく温度も40℃と低温のため24~36時間乾燥でセミドライ状態となりました。
白い果肉部分と赤い果肉部分の固さの違いが少なく全体的に柔らかいです。
40℃で60時間乾燥後
果肉の厚みが無くなり白い果肉部分は小さく縮んでいます。
赤い果肉部分は水分が減って、ねっとりした手触りです。
全体的に柔らかめの仕上がりで市販品に近い柔らかさです。
味も甘味が増し、このまま美味しく食べられます。
皮付きでも乾燥を行いましたが、40℃の低温乾燥では皮がぶよぶよした仕上がりで食べると口の中に残りやすくなるのでおすすめできません。
2等分にカットで40℃乾燥では時間がかなりかかってしまったので60℃乾燥で早く柔らかくできるか試しました。
18時間乾燥でフルドライ状態になりましたが最初の4~6等分にカットした際の仕上がりと同じように固さのある状態になりました。
柔らかくねっとりした仕上がりにするためには60℃では難しく40℃で行う必要があるようです。
ドライいちじく作りのまとめ
カットの大きさや乾燥温度、時間を変更して3パターンのドライいちじくを作りましたが、どれも美味しくそれぞれにメリットがあるかと思います。
ドライいちじくの美味しい食べ方いろいろ
手作りしたドライいちじく、ただそのまま食べるだけではもったいない!
自然の甘みと独特の食感を活かせば日常の食卓やおやつタイムがちょっと特別なものになります。
ここでは簡単にできて美味しい活用法をご紹介します。
ドライいちじくを細かくカットしてプレーンヨーグルトに入れて一晩置くだけ。
水分を吸ってふっくら戻り、甘みがヨーグルトに染み出す贅沢な味わいに。
朝食にもぴったりです。
カットしたドライいちじくをナッツやチーズと一緒に盛り付ければ大人の贅沢おつまみプレートが完成。
赤ワインやスパークリングとの相性も抜群。
来客時のおもてなしにもおすすめです。
ドライいちじくはパウンドケーキやスコーン、クッキーの具材としても大活躍。
刻んで混ぜ込むだけで自然な甘みと香りが引き立つ一品に。
ラム酒に軽く漬けてから使えばさらにリッチな味わいになります。
市販のグラノーラやミューズリーに自家製ドライいちじくを混ぜてみましょう。
市販のものには入っていない自分だけの特別グラノーラが完成。
ミルクや豆乳とも相性抜群です。
ドライいちじくを1〜2切れ温かい紅茶に浮かべるとほんのりとした甘さと香りが広がります。
飲み終わったあとにいちじくを食べるのも楽しみのひとつ。
おしゃれなティータイムにぴったりです。
ドライいちじくはそのままでも組み合わせても手軽に“ひと味違う”美味しさをプラスできる万能食材。
ぜひいろいろ試して、あなただけのお気に入りの食べ方を見つけてみてくださいね!
ドライいちじく作りの詳細は動画をご覧ください
今回ご紹介した機械の詳細、価格
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「お肉をジャーキー」にしたり「魚の干物作り」「キノコの乾燥」や「干し芋」「干し梅」「ヨーグルト作り」など様々な食品の乾燥を行うことができます。
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製品情報一覧
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当社製品を使用した乾燥~粉砕~その他テスト例
ラボネクト株式会社で行った様々な乾燥~粉砕~その他テスト例などご紹介致します。
よくあるご質問
当社に寄せられるよくあるご質問にご回答致します。
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当社製品がどのような用途でお客様にご使用頂いているかをご紹介致します。
動画集
当社製品の使用方法やテスト例を動画でご紹介致します。
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ラボネクト株式会社の製品価格一覧
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