ブレンダープロで豆乳・おからの作り方
家庭用から業務用まで使用できる強力ミキサー「ブレンダープロ」を使用した豆乳・おからの作り方をご紹介致します。
「豆乳」とは、水に浸けた大豆を粉砕し、すり潰した汁を煮詰め漉して作られる飲料です。
「豆乳」を作る過程で漉して残るものが「おから」であり、「豆乳」に「にがり」を加えると「豆腐」になります。
スーパーやコンビニエンスストアでも豆乳は購入できますが大豆と水だけが原材料となりますので自宅でも簡単に作ることができます。
「豆乳」は体に良いイメージがありますが、実際どのような効果・栄養があるのでしょうか?
豆乳の栄養成分から代表的な効果を簡単にまとめました。
「イソフラボン」
女性ホルモンに似た成分エストロゲンに似た働きをする事で、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促します。
これは肌の新陳代謝を促し、肌の環境を整えさらにはハリや弾力をもたらす効果がります。
「タンパク質」
筋肉・皮膚・爪・髪を健康に保つ、人にとって必要不可欠な栄養素。
「ビタミンB群」
イライラなど神経の不安定、集中力低下を防ぎ脳の機能を維持する働きがある。
「ビタミンE」
血行を良くする作用があり、冷えや肩こりを緩和する作用がある。
「レシチン」
神経伝達物質を生成する働きがあり、脳の記憶力や集中力が高められる。
「サポニン」
血中の悪玉コレステロールを低下させる効果があり、血管疾患(動脈硬化など)の予防・肥満防止に効果がある。
特に大豆や高麗人参に含まれるサポニンは高い健康効果があり、サプリメントに活用されています。
ここまで読むと豆乳には体に良い影響しか与えないと思いますが体に良いからと言って過剰に摂る事はかえって健康に悪影響を及ぼしかねません。
それは豆乳だけに限った事では無く、どんな良薬にも言える事です。
豆乳の1日の摂取量は約200mlが目安で、摂取量に上限があるのはイソフラボンの働きが関係しています。
女性の場合、摂り過ぎによりホルモンバランスが崩れ、生理痛がひどくなってしまう事も。
男性の場合、男性機能の低下などが上げられます。1日の食事の中で、味噌汁・豆腐など他の大豆食品を摂るなら、豆乳は100ml程度を目安に飲むと良いでしょう。
豆乳作りに使用する「ブレンダープロ」
「ブレンダープロ」は1分間に25,000回転、750Wの強力モーターにより、なめらかなスムージーを作ることができる強力ミキサーです。
容量1800ccなので家庭用から業務用まで使用できます。
軽量で割れにくいトライタン製ボトル。
分離可能な精密刃で、細部まで簡単に水洗いできます。
豆乳・おからの作り方
豆乳は多種多様な形態で販売され価格も様々ですが自家製なら安く大豆の種類・国産・有機などこだわった安心豆乳が作れます。
なんといっても自家製豆乳は、濃厚な大豆の旨みを感じることが出来ます。
水 : 1300ml
大豆350g
これで約1000mlの豆乳が出来ます。
まず下準備として大豆を水で軽く洗った後、水に浸け吸水させます。
水道水でも構いませんが、水道水の塩素の臭いを感じる方もいらっしゃるかと思います。
そこでおすすめするのが「軟水ミネラルウォーター」です。
飲みやすい軟水を使用すれば口当たりも滑らかな豆乳に仕上がります。
夏場10時間
冬場15時間
吸水後、大豆は倍くらい大きくなります。
吸水前重量350g➜吸水後重量839g
吸水した大豆をザルにあげ、ブレンダ—で攪拌します。
お手持ちのブレンダ—・ミキサーにもよりますが、一度に全ての量を粉砕出来ないので約400gずつ投入します。
次にブレンダ―に投入した大豆と同量の水も一緒に入れます。
この時、ブレンダ—に入れる水を吸水した水を使用する事でより大豆の風味が出る豆乳になります。
風味が増すので大豆の臭いが苦手な方は控えて下さい。
大豆に対し同量の水を入れます。
(吸水した水を使用しています)
投入する水を大豆の量より多くすると薄く、少なくすると濃くなりますのでお好みで調節して下さい。
ブレンダ—で2分攪拌します。
攪拌時間が長くなると大豆の栄養を損なうおそれがあります。
このように出来た大豆の液のことを「生呉(なまご)」と言い、その後火を入れたものは「煮呉(にご)」と言います。
火を通していない生大豆は毒性があるので生呉の状態で大量に飲んだりしないで下さい。
ブレンダ—にかけた大豆を鍋に煮込む工程に入ります。
鍋・木べら・ボウル・ザル・布(漉す用)を用意してください。
はじめ強火〜中火で底が焦げ付かないようにかき混ぜながら10分間火にかけます。
煮込む過程で泡が出てきますので大きめの深鍋の使用を推奨します。
沸騰してきたら吹きこぼれないように弱火にして煮込みます。
焦げると苦味が出るのでヘラで底から絶えずかき回してください。
ボウルにザルを重ね、水に濡らし固く絞った布かガーゼを用意します。
煮込んだ大豆を入れ漉します。熱いので火傷に注意して行ってください。
木べらでじっくり押し込み完全に水が無くなるまで絞ります。
絞り取った後、布に残るのはおからです。
約400g残りました。
その後すべての生呉を煮込み、漉せば出来上がりです。
生の大豆350gから約1000ml分出来上がりました。
煮沸消毒した容器に移し、冷蔵庫に保管して下さい。
手作り豆乳はあまり保存がきかない為出来るだけ早くお召し上がりください。
市販のものとは違い大豆の甘味をとても感じます、
濃厚ですが口当たりはサラリとして飲みやすいです。
豆乳ときな粉のバナナスムージー
自家製豆乳を使ったスムージーを作りました。
きな粉・バナナは豆乳との相性バッチリです。
豆乳200g・きな粉大さじ1・バナナ1本をブレンダ—で
1分攪拌して出来上がりです。
自家製豆乳にきな粉・バナナを足せば和スイーツのような
優しい甘さのスムージーになりました。
今回作って出来た豆乳は、市販のものに比べて少しとろみもあり飲みごたえ十分でした。
大豆で豆乳・おからの作り方の詳細は動画をご覧ください
ブレンダープロの詳細、価格は⇒[ブレンダープロ] スムージー作りなどにおすすめです
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当社製品を使用した乾燥~粉砕~その他テスト例
ラボネクト株式会社で行った様々な乾燥~粉砕~その他テスト例などご紹介致します。
製品情報一覧
今回テストで使用したブレンダープロ以外にも多くの製品を取り扱っております。
ご購入前に乾燥~粉砕~成形など取扱い製品のテスト可能です
「希望通りの乾燥品や粉砕、粉末化や成形品になるのか?」「製品を直接見てみたい」など
ご購入前に疑問に思われる点もあるかと思います。
当社にはテストルームがございますのでご購入前に各種テストを行い仕上がりなどご確認頂けます。
素材を当社にお送り頂いても問題ありませんし、お越し頂いての立会テストも可能です。
大阪近隣でしたら製品を持ってお伺いすることも可能です。
テストのご依頼などお考えの際はまずはお電話にてご予約ください。
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